題 : ジェイムズ
製作 : 小林
変更日 : 2008-07-17 00:54:39
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説明 :
あっ!夢から覚めて思った。美しい日々の中にいる。
あっ!走り始めてわかった。昨日より遠くまでいける。
かたくかたく握りしめていた手を開いて、爪の跡を撫でる。
無くしたくないものをしっかり握りしめていたはずなのに、
開いた手には何も無くって、風が汗を冷やしてゆくだけ。
ベンチから立ち、行き先を決める。迷ったらタクシーで帰る。
あっ!ドアを開ければわかった。夏のまっただ中に居る。
あっ!土砂降りのなかわかった。雨が味方にもなること。
それでもう何度も何度も何度も痛くないと確かた。
草いきれを吸い込む俺を、俺をせき立てるリズムは二つ。
胸の鼓動、土を蹴る音、背中を押すもの、それは希望
いつの間にか知らない町の知らない景色、タクシーで帰る。
そいつの名前はジェイムズとか言って最初は冴えないやつで。(冴えないやつで?)
でもある時に、間違っていたのは俺の方だってやっとわかった、いつもみたいに。
いくつかの冴えたやり方。